ボトックス注射とは何?

顔汗を止める方法として、医療機関で治療する「ボトックス注射」があります。
このボトックス注射は、食中毒の原因菌となる「ボツリヌス菌」を作る「A型ボツリヌス毒素」を成分に含む注射です。人体には無害な為、悪影響はありません。
ボトックス注射の効果は、「アセチルコリン」という神経伝達物質の分泌を抑え、筋肉の働きを麻痺させることで表情筋の動きを止める作用があります。顔の表情ジワが解消することから、美容整形に使用されています。アセチルコリンは発汗を促す為、汗の多い部分に注射することで神経を遮断できる為、汗の分泌量を抑えることができます。

ボトックス注射の注意点・副作用

ボトックス注射の効果は、1回注射すると6カ月間持続するとされています。
ワキ下の多汗症には保険適用があるものの、顔汗に対しての治療には保険適用されない為、医療費としてはかなり高額になります。
また、注射の際は、強い痛みを伴う為、多くの方は局所麻酔を行ってから注射するといった方もいます。
ボトックス注射は、筋肉を麻痺させるので、その箇所がしびれたりといった副作用が起こる可能性があります。その反面、ボトックス注射にはメリットもあります。「メスを使わない為、身体に傷跡として残ることがない」「短時間で診察が終わる」「副作用はまれ」といったメリットがあります。
ただし、ボトックス注射をする医療機関はどこでも良い訳ではありません。多汗症治療の症例が多く、信頼おける医療機関を探し、医師によく相談するようにしましょう。
多汗症治療については、先ほども述べたよう、保険適用外となる為、自費扱いとして100,000円ほどかかります。

ボトックス注射のデメリット

筋肉をリラックスさせることが目的であるにも関わらず、その作用が別の部位にある筋肉に波及してしまうと、あまり良いことが起こりません。そのひとつが、「眼瞼下垂」です。これは、眉間にあるシワを取ることで起こる可能性があります。汗が気になる額への注射の際は、その後、目の開きに重みを感じることがある為、注射後の生活は少し不便に感じるかもしれません。1カ月ほどでその状態から脱することができます。
注射することで顔が「ひきつる」「笑えない」などといったころは実際のところ起こっていません。
それは注射する部位によりますが、通常であれば問題は生じません。
また、心配なことは、ボトックス注射を頻回に渡って打ち続けることにより、ボトックス製剤に対する抗体ができてしまうと、これまでのような効果が発揮されません。
適切な分量を注射する為、医療ミスのようなことは起こりませんが、十分注意して、信頼おける医療機関を受診するようにしてください。

 

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